NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.472


専門分野: 骨・軟骨

Q: 指先端の粉砕骨折不完全治癒の再治療

 こんにちは、早速質問させていただきます。左手の親指、中指、薬指を交通事故で20年以上前に先端粉砕骨折をしました。親指と薬指はまずまずうまく治癒し、機能に障害を感じないのですが、中指だけが、うまくいっていないようで、ものにあたったりすると痛み、何日間、熱を持ち痛むようなことが、しばしばあります。この状態になると、パソコンのキーボードのキーを押すこともためらわれます。先端の強度が無いようなので、再治療したいと思うのですが、可能でしょうか。第一関節の機能は正常で、曲げ伸ばしは出来ます。事故当時は爪が根本側から剥がれ、爪の下の部分が砕けた状態でした。また、2ミリほど指が短くなっているようで、少し皮があまりぎみです、先端は他の指に比べ、柔らかい状態です。できれば、ギターが弾ける強度がほしいのですが、今は、自分専用に調整したギターを、ごく短時間演奏すると、痛くなってしまい、弦の太いギターなどはひ弾けません。再生医療や他の方法でも何か可能なものはありますでしょうか。ご回答宜しくお願い致します。

掲載日: 2011.7.9

A:

  指の末節骨骨折の後には、時にご相談のような知覚過敏や痛みを訴えられる方があります。指の骨のための特別な再生医療は無いと思いますが、治療を希望されるのであれば、整形外科医の診察を受けられ、現在の状態について十分に理解した上で治療法を考えて頂くようお勧めします。
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