NPO法人再生医療推進センター

No.04 再生医療トッピクス


(速報)再生医療推進センター、ヒト自己脂肪組織由来間葉系幹細胞を用いた再生医療によるALS・COPDの症状改善と今後のアルツハイマー型認知症とパーキンソン病の臨床研究について報告

当センターのホームページで「第8回元気の出る再生医療(2016年10月27日)で“再生医療の最前線(4)ALS,及びCOPD;我が国初の臨床研究の開始”」をご紹介しました。筋萎縮性側索硬化症(ALS)、肺気腫等の慢性閉塞性肺疾患(COPD)はこれまでに効果的な治療法が見つかっていません。そこで、ALSとCOPDに対して、安全性が高く、有効性が期待される ヒト自己脂肪組織由来間葉系幹細胞(脂肪幹細胞)を用いた再生医療の臨床研究が、2年ほど前から実施されました。

その臨床研究の結果と、今後の臨床研究計画がまとまりしたので、当センターが主催し、8月5日に京都市内のホテルにて、多数の報道関係者に出席していただき、報告会を開催しました。

前半は臨床研究の報告でした。ALSの患者さんにご本人の脂肪幹細胞を培養して静脈点滴したところ、2人の患者さんの症状が改善し、COPDの5人の患者さんにも、同様に脂肪幹細胞を静脈点滴した結果、3人の患者さんの症状が改善したことが報告されました。

会場の様子

井上当センター理事長から間葉系幹細胞、iPS細胞、ES細胞それぞれの研究・遅漏はそれぞれを公平に支援していく等の所信表明があり、大熊当センター理事から患者さん視点での再生医療への熱い要望・期待が語られました。

後半は今後の臨床研究の報告でした。今回の臨床研究から脂肪幹細胞を静脈点滴する治療法は、難治性疾患であるアルツハイマー型認知症とパーキンソン病に対しても高い安全性と、有効性が見込めるので、厚生労働省において再生医療等提供届けが受理され次第、脂肪幹細胞による臨床研究を実施する予定であることを発表して、報告会を結びました。なお、記者団からの質問に対しては今回の報告会を主催したNPO法人再生医療推進センターの井上理事長、重松理事、大熊理事、守屋理事及びタカラバイオの糠谷部長が対応致しました。また,本報告会の内容はNHK関西テレビ読売テレビ時事通信、京都新聞,毎日新聞などの報道機関による取材を受け,当日のニュース媒体にて報道されました。

今回の臨床研究の詳細につきましては、別途、当ホームページで報告させていただく予定です。

本件に関するお問い合わせにつきましては、トップページの”再生医療相談室”からお願いいたします。

(NPO法人再生医療推進センター 守屋)

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