NPO法人再生医療推進センター

再生医療相談室 回答ページ No.97


専門分野: 耳・鼻・咽頭

Q: 耳の先天奇形について

 産まれた時に耳の上部がペッコッとたれていました。現在3歳の娘です。聴力等検査しましたが異常はでていません。就学前に形成で手術をと言われました。
[外に見える耳のことです、かいじというのでしょうか。]一番外側の軟骨が少ないので起こす手術をしても反対側と同じ大きさにはならない。もしくは他から軟骨をもってくるとおっしゃってました。再生医療というのを最近耳にしますが、軟骨を増殖して入れることは出来ないのでしょうか。山口県に住んでいるので手術は近く、もしくは東京の病院でと考えています。どこか同じような手術を多くされるな形成のある医療施設はないでしょうか。春から幼稚園に通うのでその前にと考えていますが再生医療を考えるといつがいいか迷っています。どうぞ宜しくお願いいたします。

掲載日: 2008.11.16

A:

 耳介軟骨は、再生医学の研究では軟骨再生の材料として使われているようです。東京大学医学部附属病院の形成外科では小耳症に対して肋骨の軟骨を移植して治療をおこなっています。実は、この際に余った耳介の軟骨を、倫理委員会の承認のもと、再生医学に研究に用いられているのです。一度受診されてはいかがでしょうか。
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