再生医療相談室


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掲載日2009/09/07 分類:眼科領域
Q :眼球の再生 (ID=20090816071954435)

[内容] 2歳の子ですが、網膜芽細胞腫のため、左右両方の眼球を摘出しました。遺伝子の検査では、100%のRb遺伝子欠損ではなく、モザイクと診断されています。素人の質問で申し訳ありません。以下2点ご教示いただければ幸甚です。
@眼球摘出後、眼球を再生できる可能性があるか?
A遺伝子異常がある場合も再生は可能か?

質問項目タイトル 眼球の再生
質問項目 (内容) 2歳の子ですが、網膜芽細胞腫のため、左右両方の眼球を摘出しました。
遺伝子の検査では、100%のRb遺伝子欠損ではなく、モザイクと診断されています。
@眼球摘出後、眼球を再生できる可能性があるか?
A遺伝子異常がある場合も再生は可能か?


A:回答項目 (内容)ご質問の@について、胎児期の非常に早い段階(眼球ができ始める頃)であれば可能性があるかもしれませんが、生まれた後で眼球が再生することは期待できません。イモリなどでは眼球内で水晶体や網膜の再生が起こり、その機構が研究されています。しかし、何も無いところから眼球全体が再生することはないようです。
 ご質問のAについて、再生する組織の中に腫瘍化につながる遺伝子異常を持った細胞が含まれている場合は、腫瘍が形成される可能性非常に高いと考えられます。この点は、培養細胞などを使った再生医療全般に注意が必要で、臨床応用を目指した研究ではこのような危険性を極限まで低下させる(「100%危険性が無い」ことを証明するのは、いわゆる「悪魔の証明」に似て、非常に困難です)ように努力が続けられています。


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